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木村模型 スタントマシン

をネット通販で購入。

例のごとく、木工が好きなので、 キットに入っている部品はそのまま置いておいて、 キットの図面を元に、材料を購入してきて製作しました。

材料はバラで買うと高いので、木村模型の製品に関していえば、 図面を入手して自作するより、キットを買ったほうが、安価。

製作の手順は、http://www.k2factory.com/ に掲載されているので、 スタントマシンを作ろうとしている人は見てみたら?。

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◆ キットの内容
キットには、カットされたバルサやヒノキ類の他に、燃料タンク、 耐燃料タイヤ、脚のピアノ線、リンケージ類、ヒンジ、 燃料チューブ、翼紙(和紙?)、 図面(A1サイズ、青焼き)などが入っていました。
燃料チューブまでいらない気がする。
Uコン, スタントマシン

感想:

・とにかく安い。
未加工の材料をバラバラに購入しただけでも、おそらく、 キットの代金以上になると思います。

・図面はあるが製作手順の説明書はない。 30年前、機体の製作は、(1)同級生、(2)兄、(3)同級生の兄、(4)近所の上級生の、 いずれかから教えてもらうことが普通だったから、 これで問題なかったのだと思うけれど、いまの時代、 説明書は必要だと思います。

・図面と材料が、少し違うところがある。どちらかと言えば、安価になるように 変更されているが、実害は無いと思います。 図面通りに作りたい人は図面通りの材料を買ってくればいいので、 低価格化の努力のほうが私は嬉しい。

・ベニヤ材の高品質化。昔のキットを参考のためにオークションなどで購入して いるけれど、それらと比較すると、ベニヤ材の質が格段に高くなっている。

・ピアノ線の曲げ加工を正確に行うのは、たいへんなので、 R/C用のリンクアジャスターを購入したほうが良いと思います。

◆ 補強材
一応、図面には描いてあるのだけれど、ここに補強材を付けるのは、 ちょっとくらいコメント書いておいて欲しいなぁ・・・・・ うっかりすると気づかずに進めてしまいそう。


◆ フラップ取り付け
3mm厚のバルサに、2mmの溝を掘るって、難しすぎです。
格安の使い捨てに近いルーター(\2,480)で溝を掘りました。


◆ 面白い設計変更
左が、某所で提供してもらったスタントマシンの図面。
右が、今回購入したスタントマシンの図面。
 

どうも図面が変だと思って比較してみて発見。 「胴体補強材 10x10x230」というのが追加されています。
けっこう、重量バランスも変わると思うが、 これでも飛んでしまうのが、Uコンの良いところでしょうか。



◆ ロッドの、まがり防止
アジャスト機能付きのロッドは、1.8mm径しか見つからなかったので 曲がって舵の操作が甘くなるとマズイかなと思い、内径2mm系の アルミ管をかぶせておきました。
あと、フラップのところは、ロッドを「く」の字に曲げないと、当たっちゃう。


◆ 一応完成
Uコンぽいデザインにしようと思ったのだけれど、世代的な問題か、 なんか、 ガンダムなどの戦闘ロボ系 のデザインになってしまいました。
キレイな機体を作ることについて、ほとんど関心がないので、 塗装は、苦痛以外の何ものでもないのです。

尾翼のチェッカー柄は、 EXCELで模様 を作って、カラープリンタで印刷して 貼り付けました。垂直尾翼の左右両側に貼らないと、張力で5mmバルサがゆがみます。

翼は障子紙をコニシの木工用速乾ボンドを少しだけ水でユルくして 貼り付けました。(ラッカーなどで貼り付けたほうが軽いのだろうけれど、 軽くしたいなら紙を使わずにフィルムを使ったほうが良い。 方法論以前に目的が大切だと思う)
塗装は、水性ニスで下地塗装にして油性ラッカーで彩色をして 油性ウレタンニスで仕上げた。油性ウレタンニスの乾燥には、 3日くらいかかるし、修理などで上から油性ラッカーを吹くと 剥離してしまうことが判明し企画倒れ。。

設計図では、胴体を組み立てるときに、木ネジを使うように指示されて いるけれど、最近は、耐水性の接着剤の強度が上がっているので省略。 セメダインのスーパーX2で接着しました。
それ以外は、ほとんど、セメダインCを使って接着した。 瞬間接着剤のほうが手っ取り早ししけれど、ミスが許されないので、 ちと荷が重い。

エンジンは、エンヤのSS25Sを搭載するが、エンジンが大きいため、 かなりエンジンマウントを削らなければならず、いっぱい・いっぱいで、 強度面でちょっと心配。

エンジン抜き機体重量は 480g。
木村模型 スタントマシン

真ん中には、 hinoiチーム のロゴを貼付。明日香さいこ~!。でも、なんか、桂花に食われてますね。


◆ エンジン
エンヤ SS25S を長万部航空機のネット通販で購入しました。
鉄っぽい感触があり、ネジも太いので、なんとなく嬉しい。
昔、仕事で、いすゞ自動車の工場のエンジン鋳造のカマの近くに居たけれど、 あの、焼きあがったばかりのエンジンと同じ匂いがしました。


◆ ブレークイン
100円ショップのイスなどを使い、ベンチを作成。 写真には写ってなけれど、板はちゃんとイスにネジ止め。 25は、このブロックの載った状態で、イスが動くくらいのパワーがある。
東邦化研の 500R (ニトロ 15%, 合成オイル 26%)が安価だったので、 1.5L ほど使い馴らしました。
09や15とは燃費が違う。これは、燃料代が厳しそう。
驚いたのは低速で回転させた場合は、エンジン停止直後に エンジンに触れても冷たいこと。
テストベンチは、オイルでデロデロ。ビニールの 45L ごみ袋に入れて 持ち帰って掃除しました。


エンジン始動前から燃料タンクに燃料を入れすぎて、 カブってしまい始動に苦労しました。 タンクの液面と、ニードルバルブの高さは合わせておかないといけないことを 思い出しました。エンジンが始動してから燃料追加。


◆ 大きさの比較
以下、エンヤ 09、OS 15 との比較写真。
MK(加藤無線)のペラとスピンナーのとき、 スピンナーは、ペラ径が7なら40mm、ペラ径8~9なら45mmがマッチ。

◆ この機体の初飛行, 2005/11/20
市営グランド 午前6時。草についた夜露が凍っている。助手は元気。
グランドはゴルフ、犬の散歩、ラジコンなどが禁止されているので、 早朝は、昼間出来ない犬の散歩、ゴルフなどをやる人で混雑しています。


◆ 以前、作った「ひとりで離陸装置」
材料は15cmの鉄製クギとベニヤ等。糸は、タコ揚げや、 木造建築でまっすぐな線を引くのに使う水糸 (みずいと、100m/100円) 。
ヒモでつながったクギを矢印方向に引き抜くと機体の 制止が解けてスタート。
いきなり制止が解けるので、一瞬、前のめりになるようで、 助手をしてもらうようなわけにはいかないけれど、最低限、離陸はできるのでOK。


「ひとりで離陸装置」は、エンジンの掛かった機体を放置しておくのにも便利。
ENYA SS25S の始動の特性に、まだ慣れていないので、始動に手間取る。


ワイヤーは15m。操縦しながら撮影。
ニードルは甘め。 ワイヤーを長めにして、ニードルを絞ったほうが 飛ばし易くなるような気がします。


望遠にして撮影。
ベルクランクが変な位置にある割りには、内傾が少なく素直に飛ぶ。
宙返りとか、ちょこっと練習した。背面にすると回転数が上がる。






寒いからと足早に帰途につく助手。
機体はビニールのゴミ袋に入れて持ち帰って庭で水洗い。 合成油は水で簡単に落ちるので拭くより100倍くらいラクチン。



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