木村模型 HOT DOG 40
ページ 1 (主翼まで)
ページ 2 (生地完成まで)
ページ 3 (機体完成まで)
ページ 4 (その先)
生地完成以降の作成記録です。
◆ 塗ってみました
1. ワシンのサンディングシーラー、2回
粘度の高いラッカーに、目止め粉が入っているようなものです。
垂れるのを気にしないでハケで塗って乾かすと、ザラザラになるので、
ここを120番で磨きました。
2回ほど繰り返すと、磨いたあとがツルツルでいい感じ。
木目の全ては埋まりませんが、まあ、いいっしょ。
2. 缶ラッカーで彩色、5~6回。
15cmくらいの距離から、シマシマになってもいいから、
タレないように吹きつけ。
シマシマは、繰り返すことで消していく。
特定の箇所に注目して吹くと、たちまち、タレる。
3. 主翼の周りにクリアラッカー、1回。
フィルムのところは塗る必要はなさそうだったので、
クリアラッカーを軽く吹いて、バルサの毛羽立ち止め。
◆ フィルム
主翼だけフィルムでやろと思って、京商のライトコートを購入。
広さあたりの単価はオラカバと同じくらいだけど、
小さい (650x1500) ため、1,000円と安価なので購入。
ネットでの評価は酷評の極み ( 熱しても縮まないのでシワがとれない )
ですが、わたしの場合、あんま見た目は気にしないのでOK。
貼ってみたら、カンカン・コンコンといい感じ。
以下は、京商からの電話でのご指導。
1. ヨシオカ・オラカバより軽い代わりに、貼るにはコツがいる。
2. 収縮率はオラカバより少ないので、ピンと張りながら貼ってほしい。
3. 収縮温度はオラカバより高い。
4. 白より, 赤など濃い色系のほうが収縮する。
5. シワは、後から加熱では、無くしきれないかもしれない。
説明書
◆ アイロン
OK模型の 2,800円くらいの、一番安価なのを購入。
フィルムの切れ端でテストしてみましたが、
温度のメモリが、L-2-3-H とあって、3.5ぐらいが丁度いいので、
ギリギリでセーフ。
◆ で、貼っております
hot dogって、翼が、ほぼ直線なので、フィルム初心者向けです。
フィルムは、胴体から翼端方向に引っ張って、5~10mmくらいは延びますね。
小じわはあるものの、まあ、貼れました。
◆ シールを貼ろうと
紙に、接着剤としてラッカーを付けて貼ろうと思ったんですが、
フィルムって、ラッカーをハねるんですね。着きませんでした。
◆ エンジンが重過ぎるかなと
前にも書きましたが、hot dog の設計時にあったエンジンから考えますと、
設計時に想定していたエンジン重量は、
いまのENYA 40XZS(マフラー込みで282g)程度じゃないかと思います。
OS 46LA-Sって、マフラー込みで346.5gなので、
軽量化のために、MNT.Iから、Tongue Mufflerを購入しました (10g)。
結局、テールヘビーで使わなかったのですが。
◆ ニードルを交換
FP-20-40用の純正パーツを、OS-LA25/40/46 で使えます。
ニードルを載換。スパナはENYAの保守パーツで安価。
◆ エンジンマウント
エンジンマウントに、エンジンがメリ込むので、アルミ板で、
保護用の板を作ってみました。どっかのWebに書いてあったので。
◆ ワイヤー
まずは、20mで作ってみました。
ワイヤーは、木村模型の 22m / 7本ヨリ ってので、
ライン エンド リング ( グロメット ) は、MNT.I経由のBrodak製。
リールは、木村模型経由のSIG製。
◆ ピットボックス?
飛ばしに行くときの工具箱をアップグレード。
100円ショップのケースに、角材の取っ手を付けていたのから、
普通の工具箱 (1,600円) になりました。
◆ 完成
フィルムのフチと、エンジン周りは、東邦化研のエンジン・ウレタンで処理。
それ以外は、エンジンカラーのスプレーで済ませました。
塗装前が780gで、塗装とフィルムで、910gなので、塗装とフィルムだけ130g増。
けっこう重くなりますね。ちょっと考えないと。
エンジン抜き重量 : 910g
全備重量 : 1257g
テールヘビーなので、軽量マフラーから、OSの標準マフラーに変更しましたが、
それでも、重心が指定より、10mmくらい後ろ。 うーん、いまいち。
来週、飛ばしてきます。
2006/10/22
はじめて、このクラスを作ってみたのですが、
当初は、09~20クラスをデカくしただけかと思っていたのですが、
アセンブリが内装ってこともあったのですが、
思っていたより手間がかかったなと。
手間がかかった主要因は、
経験者向けの機体のためか
図面に細かい手順や組み方の記載がないところと、
製作者に選択肢が渡されているので、
それなりに、自分で考えて作らないといけないところ。
キット系では、旧東京理工のパンダのコピー、スタントマシンのコピーと
作ってきたので、すなおにキットから組んだのは、中学生以来です。
満足できる出来にはなりませんでしたが、いい勉強しました。