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木村模型 HOT DOG 40



ページ 1 (主翼まで)
ページ 2 (生地完成まで)
ページ 3 (機体完成まで)
ページ 4 (その先)

すなおにキットから作ってみることにしました。 2006/7/16
予定しているエンジンは、OS 46LA-S

あくまでも、素人の制作記ですので、ご了解くださいませ。

ちなみに、いろんなネットとかで質問するときは、 自分の「目的」と「レベル」を正確に伝えると、 自分に合った回答が得られ易いと思います。

翼長 : 1,340mm
全長 : 900mm
主翼面積 / 尾翼面積 : 35.9dm2 / 7.9 dm2
全備重量(エンジン搭載) : 1,100 - 1,200g

同梱のメモによれば、前提としているエンジンは、 ENYA SS30-35, OS FP35-40 とのこと。

OMCこと大阪模型センターで2005年の夏ごろに調達したもの。

◆ パッケージ
09-19クラスより、デッカイ箱にはいってます。

燃料チューブまで入っているのに、ヒンジが入ってないし。 エレベーターは組み立て式って書いてあるのに、普通のバルサ板が入ってるし、 なんか、テキトーなキットです。




これが作成上の注意のメモ

◆ この図面はないよね。
普通、図面って原寸図かと思ってた。うーん、まいった。
原寸図があれば、落としても、あとで、 図面から、パーツを起こせるのだけど、 これじゃあね・・・・・。    仕方がないので、 部品一式をコンビニに持ち込んで、個々にA3サイズでコピーをとる。 こうしておけば、落としても、あとでなんとかなる。
ただ、コピー機を図面から作るなら、キットを買ったほうが安上がりかな。

図面も「想像力を働かせて作ってね」ってくらいのシンプルなもの。
出来上がったら、部品が余ってる気がする。


◆ リブ貼り
まずは主翼からと、リブの作り方をみると、こんなです。


こんなん、どうやって作るのって雑記に書いてたら、 某Sさんが、こんな図をメールしてくれました。
わたしもパワポで絵を描いたりするので、わかりますが、 ここまで描くの、けっこうたいへんです。多謝です。


で、さっそく、図の通りに作成。とりいそぎOKです。 フラップ側 ( 後ろ側 ) がストレートのテーパー翼なので、 リブのお尻のほうを先に接着しないといけないのですが、 片側だけ、何の気なしに、リブの前のほうを先に接着してしまい、 えらい面倒なことをして修正しました (泣) 。
※ テーパー翼 : 付け根と翼端の幅がちがう形の翼形状。




◆ 左右をつなげて
左右について、各々、後縁 -> 前縁 -> 上下スパー と付けたら、 左右をエポキシで接着。 バルサなので強度的には木工用ボンドでOKなのですが、 弾性がなく湿気に強い接着剤のほうが良いと思ったので、 エポキシを使いました。100円ショップのエポキシです。


で、左右をつなげるにあたって、某Sさんからのメモをもらってあったので、 できるだけ注意して、くっつけました。
模型用の道具とかは持ってないので、立てて、いろんな方向から眺めながら 1時間ほどウンウンうなったあと、エイヤっと接着。
この時期 (夏場)、エポキシの硬化が速いので気をつかいます。
あと、エポキシは、大量の混ぜると、加熱して、一気に硬化するので、 ちょっとずつ作らないといけないので、面倒です。


その後、後縁をコの字型に貼りまして・・・。

補強板を貼るんですが、最後の 3コマは貼らなくていいのに貼ってしまい 素人らしい失敗が続きます。写真は余計な補強を剥がしたあと。。


◆ 次は、ベルクランク
今回は内装なので、ベルクランクを先につくらないといけないです。

これについても、某Sさんから、いくつか情報をもらってますので紹介します。
経験を積んで飛ばしているひとは、 このくらい丁寧な造りをやってるんですね。
ただ、今回、ピアノ線との干渉や、ベルクランクの厚さなどで どちらも採用することができませんした。




◆ ベルクランク< ( 実際のところ )
キットには、木村模型の標準のCクラス用の 8cm 幅のベルクランクが入ってました。 機体のクラス的には、MNT.IからBrodakの 10cm 幅のベルクランクとか 購入して装換もいいのかもしれませんが、このまま作ります。
ベルクランクは塩ビ製でツメで押すと跡がつくくらい軟らかい材質で、 ワイヤーが切れる心配はないので、0.72mm のステンレスワイヤーを 2重ループにして、直接に付けてみました。

結び目は、0.45mm の針金を巻いてハンダ付け。 ハンダ付けは破断の可能性があるという話もありますが、 子供から老人までがUコンを楽んでるらしい米国で公式競技に出るには、 ハンダ付けがルールで強制だったりするので、 技術力がある人がハンダやエポキシ無しでキッチリまくのがベストとしても、 そうでも無い人はハンダを流しておいたほうが 最低限の安全は確保できるんだろうと考えました。
一般には「ワイヤーにハンダ = 破断」と言われているようなので、 ハンダを流したのは秘密にしたほうが良かったかもしれません (笑)。

ハンダ付けには、ステンレス用のフラックスを使いました。 フラックスは酸性のため、放っておくと錆びるので、ハンダ付けした部分を、 キッチン用の重曹 (じゅうそう) を水で溶いたものにひたして酸性を中和させ、 その上から、熱収縮チューブで保護しました。
 
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◆ ベルクランク< ( 続 )
ベルクランクから出てくるロッドと、ヒンジにつながるアジャスタロッドを ハンダで付けることでいこうと思いまして、まず、ベルクランク側を作成。
タイヤストッパにハンダをつけて作成です。




それで、組み込んでみました。


これを 2重プランク。


ステンレスのアジャスタブルロッドを切ったのを、 針金巻きしてハンダ付けして取り付け。


フラップホーンに真鍮の管を通す前に曲げてしまい、 冷や汗かきながら曲げなおし。 フラップホーンも、既定の穴だと、指定の30度の舵角が出ないので 穴を追加。


掲示板で、 標準では舵が効き過ぎるとの情報をもらっていたので 30度ギリギリに設定。どうもです。
ただ、ヘタクソが作ると舵が渋くなりがちなので、 確実に舵角を出すには、35度くらい出るようにしておいたほうが 良いかも。

ちなみに、プランクして閉じる前に、内側には、外部から水が浸入したときに、 バルサが湿らないように(防水のために)、軽く塗装をしてあります。



◆ 翼端処理
外側ですが、ウェイトは付属していない (ウェイトぐらい入れろって) ので、 つり用の鉛のオモリを針金でとりつけて、セメダインで固定。
翼端用のバルサブロックを接着。

内側ですが、翼端用のバルサブロックのワイヤーの出る穴に、 塩ビの細いパイプをセメダインスーパーX2で接着してとりつけ。
塩ビが着く接着剤って、少ないんですよね。


◆ リブキャップを貼り付けて
リブキャップを貼り付けて、サンディングしたら、主翼の作業終了!
しかし、机の上がきたない。掃除しないと。  2006/8/21。

すでに、この時点で、かなりやる気がなくなってます。  Top Flight の Tutor の ARF を買えばよかったと、後悔しきりです。  でも、ここまでやってしまったので、仕方ありません。がんばります。






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